■仕事のルール4「出退社時はみんなに元気に挨拶しよう」
次は退社時でよく見る光景ではないですか?
「誰か新入社員の山本君知らない?さっきまでここに座ってたんだけど・・・。もう帰っちゃったのかなぁ?一言の挨拶もなしで・・・」「ああ!やっと携帯(電話)繋がった!おい山本!お前(上司に)挨拶もしないで、いつ退社したんだ?」
ただこれは、新人に限ったことではありませんね。ベテランでもよくあります。
「急に主任がいなくなったのですが、今日中に終わらすよう言われてて・・・、いくつか分らないことがあるので、聞けなくて困ってます。携帯に電話しても繋がらないし。課長!どうしましょう?」
退社時だけではなく出社時にもこういうことは起こります。
「佐藤さん、連絡ないけど今朝は遅刻かな?」「主任!彼女もう来てます。ただ、今トイレかどっかに行っていると思いますが・・・」「え!困るな・・・。もうすぐ来客があるから朝礼早く終わらせたいのに・・・。出社したら挨拶くらいはしてもらいたいなあ・・・」
組織で評価される基本的かつ最も大切なポイントの一つに、どれだけ誠誠かつ親切な言動かということがあります。上記の行動はいかに自分勝手に動いているかを象徴しています。これでは、「私は自分勝手でまわりの人の都合は関係ありません!」とでも言っているのも同然です。
評価どころか、組織において問題児扱いされるのは、時間の問題でしょう。
また、ただ知らせたり挨拶すれば済むということでもありません。誠実な気持ちが大切です。少しでも「組織のためにお手伝いしたい、チームの一員として受け入れられ、役に立ちたい」というやる気と奉仕の精神があるならば、ぼそぼそとでなく、元気よくハツラツと出退社してみて下さい。まわりがあなたのことを見直すでしょう!
先日、大手金融機関の社長が報告してくれました。
一人の若い元気な女性社員が社内でも有名な暗い部署に配属になりましたが、その部署が短期間で社内有数の明るい部署になったと驚嘆されていました。 どの会社も伸びている社員は、例外なく出退社時の挨拶がすばらしいのです。