■仕事のルール6「人に不快感を与えない身だしなみや服装を心がけよう」

 ビジネスの世界において第一印象ほど大事なことも少ないでしょう。

 相手が超多忙であったり実力者であればあるほどです。

 もう二度とお会いできなくなることも往々にしてあります。勝負は最初にお会いするときの一回目ということが多いでしょう。

 そんな中で、第一印象ですべてが決まるということもよくあることです。

 人間としての中身はそう簡単に変えられないのですが、服装や身だしなみだけは相手に好印象を与えるよう気をつけたいものです。

 著名人や実力者など忙しい人のほとんどの場合、第一印象でその人と次にまたお会いするか、さらにお付き合いするかどうかを無意識のうちに決めているようです。

 どんなに若くても、また偉くても身だしなみや服装で相手に不快感を与える人は、本物の人から相手にされないでしょう。せっかくお会いするのですから、自分中心の身だしなみや服装をせず、できるだけ好印象をもってもらえるよう気を遣うのは、相手を敬うマナーとしてあたりまえのことではないでしょうか。

 よく自己アピールのために、偉い人や若い人はユニークな格好で現れることがありますよね。芸能人や工場で働いているような特殊な職業のため、たまたま職場から直行したなどの例外は除いて、できるだけお会いする相手が気を遣わない、また安心できるような身だしなみや服装を心がけたいものです。

 また、初めてお会いする人のみならず、毎日のように通う職場でも、周りの人が不快になるような身だしなみや服装は避けるべきでしょう。それだけで、あなたは評価を落としてしまうからです。

 場合によっては、意地悪されたり、いない時にみんなから非難されたり笑われたりもします。

    「服装の乱れは、心の乱れ」

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 初めて聞いたときに、なるほどと思いました。

 もし、会う人やまわりの人に不快感を与えていないという自信がなければ、素直に人に聞いてみたらどうでしょう。米国でも、超ミニスカートを職場にはいてきていた秘書ヨレヨレのスーツをきて来た新卒の男性社員、中途採用でお風呂にほとんど入らないので強烈な悪臭を放っていた上司などは、ほとんどの人から嫌われていきました。

 ちょっとした気配りです。