■仕事のルール7「名刺はいつも持ち歩き、切らさないようにしよう!」
「あ!名刺を忘れました・・・。」
最近様々な会社の若い社員さんのこんな声をよく聞くようになりました。
我々が新入社員時代は上司から厳しく言われました。
「ビジネスに生きる人間にとって名刺は命だ!武士にとっての刀と同じだ!もしこちらが忘れて相手が持っていたら、勝負ありだ!」と。
ですので、何があっても名刺だけは切らさず絶えずチェックし持ち歩こうと細心の注意を払ったものです。
ところが、今名刺を忘れる社員の多いこと多いこと! 驚くのは忘れても目上の相手の名刺をもらってケロッとしています。
我々は場の雰囲気で恥ずかしいとか情けないとか自然と思わされましたが最近は忘れた本人も悪びれた様子もなく 「忘れちゃった。朝から忙しくてバタバタしてたからしょうがない」で済ましてしまいます。
先日もある会社の営業部に配属になった新入社員が名刺を忘れ、上司に怒られていました。
「お前、営業部でありながら、名刺を忘れるとは何事か!お客様に謝りなさい!会社に帰ったらすぐに名刺をいただいたお客様にお前の名刺を送りなさい!」
怖い上司のおかげで新卒で就職してから、私はただの一度でも名刺を忘れたことがありませんでした。頻繁に忘れる社員さんをみると理解できなくなります。
やはり自分が名刺を渡したにもかかわらず、いかなる理由があろうとも、名刺がもらえないと気まずいですね。
名刺を頂けないとお付き合いを拒否された思いにさせられるのは私だけではないと思います。 近頃は「たまたま今名刺きらしてます」と堂々と偉そうに言う年配の人も増えているようです。相手に悪気はなくても「付き合う気がないから名刺を渡さないつもりだな」と嫌な思いにさせているのがわからない気配りのない人達です。