■仕事のルール10「会社の経費削減に気を使おう」
「どうせ会社経費で落ちるからどんどん飲み食いしようぜ!」
「多少交通費かかっても会社で負担してもらうから・・・」
「つけっぱなしにしてていいよ!会社から見ればエアコンや電気代なんて微々たるものだから・・・」
なんか浅ましくありませんか?確かに会社が支払ってくれる経費なのかもしれません。但し、20年以上、日本アジアで経営コンサルタントをしてきて、出世する人、伸び
る人、信頼される人とそうでない人との大きな違いの一つに、会社の経費削減を重視しているかどうかが挙げられます。
公私混同していないからです。
できる人、信頼される人の共通点は、リーダー的思考を持ち合わせていることです。
すなわち会社に雇われていたとしても、オーナー的、社長的な発想で行動します。
ですので、初めて会った人でも社長になれるかどうかは別にして、一社員でも将来の社長候補かどうかは、会社に対する発想や言動でわかります。
会社の経費を使うことは悪いことではなく、費用対効果を重視して、会社に利益をもたらす経費の使い方をしているかどうかです。
光熱代、飲食代、交通費、接待費などの経費は、例え一円たりともそれらを使うことによって会社に利益をもたらさなければ使ってはなりません。
「公私の区別」をハッキリすべきです。
これが出来ない人は、「小事が大事」で本物を見る目を持った人たちから相手にされなくなるでしょう。新人であればある程、この区別はきちっとしておくべきでしょう。
人間の評価で大きく差がつくところはそうはないでしょう。
会社の経費の使い方はその数少ない一つです。 そこで人間としての器が測れるものです。