■仕事のルール17「職場で甘えたり、甘えた話し方をするのはやめよう」
新入社員の話し方を聞いてぞっとしたことはありませんか?
ある時、顧問先の会社に行き、たまたまその会社の入社したての新人女子社員の電話での会話を聞いて愕然としました。
「あの~今部長はいないんですけどぉ~。どうしたらぁ~いいでしょうかぁ~」
どこかでこの会話の調子聞いたことがあるな・・・。そうだ!女子高生の会話だ!確かに電車の中で女子高生同士で甘ったれたやりとりはこんな感じでした。
この話し方を聞いて、戦場のような職場で必死に仕事をしている上司や先輩方はイライラするか、ショックを受けるのではないでしょうか?
少なくとも私は、悲しくなりました。職場とプライベートな会話との区別がつかない社会人がいるのだと。
見かねたので、たとえ顧問先だろうとそんな心無いコミュニケーションを続ける社員を見過ごすわけにはいかず注意しました。
「あなたはここの給料をもらって働きに来ているのですよね?それとも、遊びにきているのですか?」
本人はビックリして黙り続けていました。おそらく、外部の私が指摘したからかもしれませんが、生まれて初めてそんなこと言われましたという顔をして戸惑っています。
長い間の学生生活でも、親に守られ甘えた言動をしてきた人も多いことでしょう。
ただし、一度会社という戦場に入ったら、言動から一切の甘えを拝し真剣勝負を繰り返さないと、味方になるはずの先輩や上司が敵となり、足元をすくわれるでしょう。
厳しく言ってくれるうちはまだ花です。周りから言われなくなったら、また無視されるようになったらもう臨終と考えてください。あなたはもう注意しても直らないどうしようもない問題社員と見られています。そうなったら、「もう来なくていいよ」と言われるのは時間の問題です。覚悟してください。
職場で甘えた声で話したり、甘えた行動はやめましょう! 損をするのはあなたです。