■仕事のルール19「わからないことがあったらすぐ聞いたり復唱しよう」

 「課長、電話です」

 「誰?」

 「山口商事の大嶋さんです」

 「知らないなぁ・・・、営業の電話だろう。用件聞いて営業だったら断ってくれ。でなかったら、折り返し電話するということで、電話番号きいといて」

 「わかりました!」

 「課長、営業じゃないみたいでした。取引先で課長のこと良く知ってると言ってましたので電話番号きいておきました。これそのメモです」

 「おかしいな?そんな会社名でそんな名前の人知らないけどな・・・じゃあ電話してみるか!」

 「あれ?大木君、電話通じないぞ!電話番号違うんじゃないか?ちゃんと復唱して確認したか?」

 「あ!しませんでした。すみません・・・」

 「しょうがないな・・・大事なことだったら、またそのうち電話かけてくるだろう・・・それにしてもどこの誰だろう?」

 「課長、また電話がありました。たぶん先ほどの大嶋さんです」

 「お待たせしました。課長の安田です。 ああ!山田商事の大川社長さまですか!先程お電話頂いたのは社長でしたか!大変失礼しました。うちの入りたての社員が間違えまして・・・」

 「大木!いい加減にしろよ! あの電話、山口商事の大嶋ではなく山田商事の大川社長だ!うちの大事な取引先だ!」

 「すみません。あまりよく聞き取れませんでしたので・・・」

 「それならなんで、聞き返さなかったんだ! 第一お前なんで、電話かかってきたら番号だけでなく、社名や相手の名前のメモをとらないんだ!」

 皆さんはわからないことがあったら勇気を出して聞き返したり復唱してますか?