■仕事のルール22「常にまわりの人に感謝の意を表そう」
ほとんどの人が職場の人間関係で苦しんでいます。理由は様ざまですが、多くの場合、上司、先輩、同僚、部下など誰かと馬が合わないからです。なぜ馬が合わないのでしょう?その理由を普通、人は価値観・考え方・生き方・性格・育ちが違うからと言うでしょう。
しかし、それは違います。却って違うバックグラウンドを持っていた方がお互い補い合って上手くいく場合も結構あります。
実は人間関係で上手くいかない本当の理由は、あなたが相手を認めないし相手もあなたを認めないからです。つまり嫌い同士になってしまっているからです。
では、どうしたらお互い尊重し合えるのでしょう?それは意外に簡単なのです。常時感謝の意を表すことです。
考えてみてください。
常にあなたに感謝してくれる人をそもそも嫌いになりますか?
そんな人を無視したり苛めたりする気になりますか?
却ってあなたもその人に感謝の念を持つでしょう。また、好きになるでしょう。
ですので、職場でいい人間関係を作りたかったら、周りの人に絶えず言葉で感謝の気持ちをしっかり伝え続けることです。自己満足で終わらせないためにも、相手の心の底からわかるまでです。
実際に人間一人ではたいしたことはできません。
誰か、特にまわりの人の理解や応援が必要です。私たちは知らず知らずのうちに数多くの人にお世話になっています。一見自分ひとりの力でできたように映ることもあります。しかし、それとて冷静に分析してみると、色々な人の協力や助けがあっての賜物です。
従って、例え些細なことでも、何かしてもらったらなら、心から感謝の意を表しましょう!
その感謝の気持ちを表現するタイミングは、早ければ早いほどより誠意が伝わりますので、すぐにやりましょう!
嘘だと思ったら、ぜひ試してみてください。
昨日まで敵だったはずの人が、急に味方になります。
感謝の意を表すということは、相手に対してそれだけ強力かつポジティブなインパクトを与える「特効薬」なのです。