■仕事のルール35「一度注意されたら二度と同じことを言われないようにしよう」
何度注意されても同じ失敗を繰り返す人があなたの職場にもいませんか?
その人はとても不誠実なことをしています。
何度言っても直らないと言うことは、言われてることを真剣に聞いていない受け入れていないということだからです。
普通、尊敬できない人から何かを言われても素直に聞く耳は持てませんよね。
あなたの会社でも同じことが言えます。つまり、注意してくれた人を尊敬していないから、何度言っても同じ失敗を繰り返すわけです。
もし、あなたが上司から注意されたことを繰り返すとれば、注意してくれた上司からすれば、あなたは実は上司を尊敬していないんだと判断されてしまうのです。
例えば、注意してくれた人が、大好きな恋人だったらどうでしょうか?
「今日の君の服装、ちょっと似合ってないよ」
「君の香水、キツ過ぎるよね」
あなたは、しまった!と思って、二度と同じ服は着ないでしょうし、二度とその香水はつけないでしょう。
好きな人に言われたことは、絶対に繰り返さないはずです。それはもちろん嫌われたくないからです。
会社で同じ失敗を繰り返すということは、上司に嫌われることを、何とも思っていないということであり、上司に信頼されて将来を嘱望されることを拒否していることなのです。
あなたの会社が、サービス業であった場合は、最悪の結果を招くでしょう。
お客様相手の仕事で、同じことで注意を繰り返されるということは、お客様にいわれたことも即座に対応できないということの証明なので致命的です。
本来ならば、言われなくてもお客様の立場に立って、何を望んでいるか察し的確なサービスをするのが当然なのですから。
上司に嫌われる前に、お客様に去られてしまうでしょう。
また、何度言っても変わらない人は、そのうち周りの人が何も言わなくなります。言われなくなることは楽かもしれませんが、それが得か損かは少し考えてみればわかりますよね。
取り返しがつかなくなる前に、一度注意されたことは即座に直すようにしましょう。