■仕事のルール36「約束の時間より5分早く行こう」
仕事でもプライベートでも絶対に行うべきことがあります。
約束をしたら時間守ることです。しかも、待ち合わせよりも5分は早く着くようにして下さい。
最近では携帯電話の普及で、時間にルーズな人が多くなってきたように感じます。時間に遅れても、携帯で連絡すればいいとでも思っているのでしょうか。
これは大きな間違いです。
基本的には、待ち合わせの時間がタイムリミットです。
約束の時間を守れない人はルーズだと判断されてしまいます。また、5分余裕を持って行けば、何かあった場合でも、間に合う可能性は高くなりますし、何かあっても対応する時間もあるということです。
いつもいつも、なぜか5分約束の時間に遅れてくる人が来ました。彼は、仕事はきちんとこなすのですが、彼と仕事をしているスタッフは、打合せ時間より5分前に、約束の場所にいつも来ていました。ですので、彼を待っている時間は合計10分以上になります。いつものことなので、そのうち、待ち合わせ時間を5分早く伝えることにしました。すると時間通りに来るのです。
となると「ワザと遅れて来ているのか」「待たせることで、自分が一番偉いと思わせたいのか」と変な不信感をスタッフは持つようになりました。その結果、彼のスタッフは一人離れ二人離れて懇意にしていたスタッフはほとんど彼の元を離れてしまったのです。
先に述べましたが、彼は仕事は出来る人でした。それでも、このようにちょっとしたことでスタッフは不信感を高めていき、袖を分かつ結果になってしまったのです。
絶対に約束の時間に遅れないように心がけることです。
もしも相手がもっと早く来ている人だったとしても約束より早くその場に着くことによって「気遣いのできる人」として評価は高まります。
小さいことですが、時間に関する評価は意外と大きなものです。能力以上に評価される場合もあります。
少なくとも私の過去の上司たちは、時間にとても厳格で、私も時間を常に守っていましたので、能力以上の評価をしてくれました。
たかが5分、されど5分。
たった5分の違いであなたの人生の展開が大きく変わることすらあります。
また、その些細な5分の心がけをまわりの人達は本当によく見ているのです。