越後駒ケ岳

魚沼駒ヶ岳百名山

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山の画像

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標高:2,003m

魚沼駒ヶ岳とは旧称で、現在は越後駒ヶ岳の呼び名が一般的となっています。中ノ岳、八海山との三山縦走は信仰登山として有名で、山頂には大山祗命の石像、石碑などがまつられています。東側と北側は標高200~300mの山麓まで一気に落ち込んだ天然の大障壁をなしており、迫力ある山容を示します。冬季は豪雪に見舞われ夏でも雪渓が残ります。

台風接近中だったのですがまだ影響は大きくなく、曇り一時小雨(雨具を着るほどではない程度)で微風という歩きやすい天候でした。気温は10度台前半程度。駒の小屋の気温系で11度くらいでした。

枝折峠から小倉山のあたりまではほとんど標高が上がらず、細かいアップダウンや平坦が続く樹林帯区間です。途中樹林が切れて越後駒ヶ岳や銀山平、荒沢岳などの周辺の景観が望めるものの、基本的にはあまり楽しくはないと思います。またスタートから終始稜線歩きになります。とはいえ樹林で守られているので、森林限界を超えるまでは比較的風があっても守られる感じだと思われます(昨年登頂時がそんな感じでした)。

小倉山を過ぎて少し歩くと登り勾配が急になり始め、そのうちに森林限界を超えて気持ちい稜線歩き区間になります。同時に山頂直下の山肌が目前に迫る迫力のある景色を楽しめます。振り返れば周囲の山々の景観を楽しむこともでき、爽快な稜線歩きです。この時期でもわずかに残雪が残っているあたり、さすが豪雪の山だなぁと感じます。

岩場区間もあります。ペンキでわかりやすく案内があるので、慎重に歩けば危なげはないと思います。ただし雨に濡れると滑ったり、石ころが転がっているので転倒や落石には注意が必要かと思います。岩場を抜けるとすぐに駒の小屋があります。トイレや屋内での休憩ができます。

そこから少し登れば、中ノ岳方面への分岐があり、そこから山頂まではすぐです。山頂直下でも紅葉にはまだ少し早かったです。

山頂直下の稜線にでると魚沼平野方面からガスが流れてきたり、消えたりの繰り返し。でも景色は十分に楽しめ、八海山の八ツ峰、枝折峠ヒルクライム(私も出場したことがある自転車レース)でおなじみの樹海ライン、奥只見の山々などの景色が楽しめました。前回はガスで何も見えなかったので大満足です。30分弱滞在して、さすがに冷えてきたので駒の小屋へ下り、トイレを利用させてもらって下山しました。

下りはひたすら無心で歩き、無事に枝折峠まで下り終えました。樹海ラインを下っている途中に目に入った越後駒ヶ岳はガスにまかれてしまっており、登山タイミング的にはちょうどよかったのかな?と思いました。その後、大湯温泉の施設であるユピオの日帰り温泉で汗を流して、向かいの奥只見レクリエーション公園で開催されていたイベント(皮や木、布の手作り雑貨の即売市のようでした)をぶらっと流し見て撤収しました。

越後駒ヶ岳

駒ヶ岳遠景
駒ヶ岳山頂

八海山、中ノ岳とともに越後三山の一つとして知られる越後駒ケ岳は標高2,002.7m、日本百名山のひとつです。
季節ごとにその表情を変える雄姿は魚沼のシンボルとして登山者を魅了しています。
山頂付近には避難小屋があり、夏場は管理人が不定期に駐在しています。
利用の際の予約は必要ありませんが、利用の際ご協力頂ける方には管理協力金として、お一人2,000円をお願いしております。

その他、登山情報はこちらをご覧ください。→【登山情報】

詳細情報

標高2,002.7m(日本百名山)
所要時間【駒の湯登山口より(小倉山経由)】
上り約6時間/下り約5時間
【枝折峠登山口より(明神峠・小倉山経由)】
上り約6時間/下り約5時間半
駐車場枝折峠山頂約50台。 (トイレ有り)
駐車場が満杯になった場合は、路上駐車をせず、山頂前後の退避スペースに駐車。
※路上駐車があると他の通行車両の運行の妨げとなるため
山開き2020年6月28日(日)
注意事項最も一般的なコースは、明神峠で「銀の道」と交差しているので間違えないように。

越後駒ヶ岳

魚沼駒ヶ岳百名山

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標高:2,003m

魚沼駒ヶ岳とは旧称で、現在は越後駒ヶ岳の呼び名が一般的となっています。中ノ岳、八海山との三山縦走は信仰登山として有名で、山頂には大山祗命の石像、石碑などがまつられています。東側と北側は標高200~300mの山麓まで一気に落ち込んだ天然の大障壁をなしており、迫力ある山容を示します。冬季は豪雪に見舞われ夏でも雪渓が残ります。